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Part 8 研究結果を強調するテクニック【おしえて論文作成】

1. 研究の重要性をわかりやすくする

今回は、論文を執筆する際に研究結果を効果的にアピールする方法についてご紹介します。

研究成果がどれほど重要であっても、その意義が十分に強調されておらず、説明も不十分であれば、査読者に理解されず、論文として採択されない可能性があります。
そのため、論文を投稿する前に、自分の研究の重要性が適切に伝わる書き方になっているかを確認することが非常に重要です。

また、専門外の読者に読んでもらい、論文の論点が明確に伝わっているかを評価してもらうのも有効な方法です。

さらに、論文内で研究の重要性を述べている箇所がすぐに見つけられるようにすることも大切です。伝えたいポイントは、読者の目に留まりやすい位置に配置するように意識しましょう。

例えば、読者はパラグラフの冒頭や末尾に特に注目する傾向があります。
そのため、段落の切り替えや改行、スペースの活用などにより、重要な情報を視覚的に際立たせる工夫をすると、効果的に内容を伝えることができます。

2. 可視化のテクニック

続いて、研究結果を可視化する際のテクニックをご紹介します。

人間の視線は、周囲と異なる特徴を持つ部分に自然と引き寄せられる傾向があります。
この特性を活かして、文中で読者に注目してほしい箇所には、括弧やコロン、感嘆符、疑問符などの句読点、余白、大文字や数字などを効果的に使用することで、読者の目を引くことができます。

また、情報の整理方法としては、以下のような工夫が有効です。

  • 見出しや箇条書きを活用し、必要な情報を探しやすくすること
  • 図表を用いて、視覚的に内容を伝えること
  • 一文を短く簡潔にまとめ、読みやすくすること

これらのテクニックは、読者の負担を減らし、情報を的確に伝えるために非常に有効です。
ただし、使用する表現や形式については、投稿先の論文誌や学会の投稿規定に従う必要があります。事前にガイドラインを確認し、適切な範囲で工夫を加えるようにしましょう。

3. 言葉遣いのテクニック

研究結果を述べる際には、その重要性を簡潔に示すことが重要です。
冗長な表現はできるだけ削除し、具体的な言葉を用いるようにしましょう。
また、significantlyやimportantなどの形容詞や副詞を適切に用いることで、研究成果の重要性や肯定的な気持ちを表すことも有効です。

さらに、読者が研究結果を正しく理解できるよう、十分な情報を提供することも欠かせません。
論文の読者には、必ずしもその研究分野に詳しい人ばかりとは限りません。
そのため、主張は抽象的な表現ではなく、できるだけ具体的な言葉で述べることが求められます。さらに、例を挙げて説明することで、理解の助けになります。

加えて、研究の信頼性やデータの妥当性を高めるためには、自分にとって不利に思える点や限界についても正面から向き合い、それに対してどのように対処したかを論理的に説明することが重要です。